鎌倉市、ブドウ球菌感染症・MRSAの老人ホーム・高齢者向け住宅 21件

鎌倉市の老人ホームの特徴

鎌倉市の総人口は174,311人。そのうち鎌倉市に住む65歳以上の高齢者はおよそ4万8千人と全人口の約27％を占めています。

鎌倉市に有料老人ホームは26施設、サ高住は6施設、グループホームが12施設となっています。歴史や文化の街、海や自然に恵まれた地域というだけあって鎌倉市でセカンドライフを送りたいと考えるシニアは多いようです。そのため、これからも民間の老人ホームや高齢者住宅の建設は増えていくと予想されます。
また、特別養護老人ホーム（特養）の数は9施設で定員は693人。介護老人保健施設（老健）は5施設で定員は460人となっています。鎌倉市の要介護認定者は全部で7,165人いますので介護保険施設に入居できない要介護者は12％ほどいるということになります。
（2017年1月時点のデータを使用しています。）

鎌倉市の高齢化率

鎌倉市の高齢者率は神奈川県の平均と日本全体の平均を上回る高い数値となっています。全年齢人口は緩やかに減少していますが、高齢者の人口が増えている典型的な高齢社会となっています。
2018年に高齢化率はピークを迎え、そこから先は緩やかに減少していくという推計が出ています。
また、高齢者数に伴い要支援・要介護者数も増加しています。特に要支援2、要介護2の認定者数がボリュームゾーンとなっています。介護給付費も比例するように増加しています。

鎌倉市の高齢者の住宅環境、生活

鎌倉市というと日本を代表する観光都市なので、年中老若男女の観光客でいっぱいです。そのため、外から来た人はあまり気が付かないかもしれませんが鎌倉市は高齢者だらけの街だと言われています。観光地を離れて地元の人が多い住宅地や商店街などのエリアを歩いていると高齢者の姿がよく目立ちます。
高齢社会に突入した鎌倉市ですが、富裕自治体とも言われているので悲観的なムードはそこまで感じられません。リタイア後に住みたい街ランキングの上位に登ることも多々あり、シニアのセカンドライフを送る街として注目の的となっていると言っても過言ではありません。
寺社仏閣が多く、切り通しや海など名所もたくさんある鎌倉市。
そんなイメージの一方、高齢者が住むのに不便では？と言われるポイントもあります。
例えば、交通アクセスは意外と不便だと言う声もあります。
JRは横須賀線が通っていますが東京まで出るのに1時間ほどかかります。それ以外に利用できるのは私鉄の江ノ電ですが、大船や藤沢まで出て別の路線に乗り換えするなどしないといけません。観光客も多いため日常的に使う方は不便さもあるかもしれません。
車で移動するにも道が狭く、渋滞も多いです。鎌倉に移住してがっかりした、意外と不便だったという声が聞かれることもあるのでその点は十分考慮に入れることをおすすめします。
一方で車や電車に頼らず徒歩圏内で生活するというのであればのんびりと自分らしい暮らしが可能です。
古くから武人や文化人、名士達に愛された土地というだけあって景観も守られています。
鎌倉を心から愛している人ならば満足できること間違いなしでしょう。

鎌倉市の老人ホーム料金相場

鎌倉市の老人ホームにかかる費用を見てみると月額家賃が大体21.2万円～40万円ほど。初期費用は128.3万円～893.4万円ほどかかるようです。神奈川県全体の平均月額家賃が16.7万円～26.5万円で初期費用の平均が49万円～511万円となっていますので家賃・初期費用ともに平均より高額です。富裕層の住民が多く、別荘地としても人気の鎌倉市ならではといったところでしょうか。ラグジュアリーでホテルのような暮らしができるハイクラスの老人ホーム・高齢者住宅をみつけることができそうです。