川崎市幸区、人工肛門・ストーマの老人ホーム・高齢者向け住宅 16件

川崎市幸区の老人ホームの特徴

川崎市幸区の総人口は154,206人。そのうち幸区に住む65歳以上の高齢者はおよそ2万9千人と全人口の約19％を占めています。

高齢者数が2万9千人というとそこまで多くないという印象を受けるかもしれませんが、全人口に対する割合としては少し高い数値となっています。区内に有料老人ホームは12施設、サ高住は4施設、グループホームが13施設となっており、近年続々と高齢者向け施設の建設が進められています。また、特別養護老人ホーム（特養）の数は9施設で定員は746人。介護老人保健施設（老健）は2施設で定員は222となっています。川崎市幸区の要介護認定者は全部で4,615人いますので介護保険施設に入居できない要介護者は12％ほどです。高齢者数に対して介護施設がカバーできている地域と言えます。
（2017年1月時点のデータを使用しています。）

川崎市幸区の高齢化率

幸区の高齢化率は川崎市内では川崎区に次いで二番目に高い数値となっています。
高齢者の一人暮らし世帯も多い地域です。こちらも川崎区に次いで二番目に高くなっています。介護サービスの充実や高齢者の健康づくり、介護予防への意識などが求められているという現状です。
世代に関わらず、区民全員が安心して暮らせるような仕組みづくりとして幸区では地域包括ケアシステムの一環として「幸区ご近所支え愛モデル事業」という取り組みを実施しています。
これはどんな事業なのかというと、区役所が関係機関をコーディネートしながら、近隣住民同士で助け合えるような地域にしていくというものです。
支援を必要とする人を地域住民が見つけたらボランティア団体や町内会、民生委員等に相談し、地域包括支援センターや社会福祉協議会等につなげていくというのが具体的な内容となっています。

川崎市幸区の高齢者の住宅環境、生活

幸区という地名は名前からして住んでいる人達が幸せになれそうな区です。名前の由来は明治天皇の御幸にちなんで「御幸村」という地名がつけられたのが元になっているそうです。
京浜工業地帯の一部として発展してきた地域でもあり、明治以降からたくさんの大きな工場が進出してきました。しかし近年は閉鎖する工場も増えてきています。工場の跡地は大型商業施設となったり、タワーマンションが建設されてきていますので再開発が進めば若い世代の人口流入も促進されるかもしれません。川崎や武蔵小杉などに出やすい地域なので買い物に不便は少ないと言えます。

川崎市幸区の老人ホーム料金相場

川崎市幸区の老人ホームにかかる費用を見てみると月額家賃が大体20.1万円～23.3万円ほど。初期費用は5.4万円～54.4万円ほどかかるようです。神奈川県全体の平均月額家賃が16.7万円～26.5万円で初期費用の平均が49万円～511万円となっていますのでそれと比べるとリーズナブルな価格帯となっている老人ホームが多い地域です。近隣の他の地域で予算が合わないという場合には幸区内で探してみるのもいいかもしれません。