観月橋翔裕館(京都府京都市伏見区)

認知症の方が穏やかに暮らせる住環境

観月橋翔裕館は京阪「観月橋駅」から徒歩10分、国道24号線から少し入った住宅街にあります。住宅街のため1日を通して騒音が少なく、静かな環境の中で穏やかな日常生活を送ることが可能です。施設東側には宇治川や田園ののどかな風景が広がっており、天気がよい日に散歩すれば四季の移ろいを感じることができます。国道沿いにはコンビニやスーパー、カフェ、インテリア用品店などがあり、家族との買い物も便利に楽しめます。

建物はホワイトとブラックを基調とした外観の地上2階建て。館内は認知症の方が安心して暮らせるバリアフリー設計となっています。定員は18名ですが生活空間は9名ずつのユニットごとに明確に分かれており、入所後は無理なくなじみの関係が築けます。ユニットごとに用意された食堂、キッチン、トイレ、浴室といった共用設備はいずれも家庭的で使いやすく、認知症の方が新しい環境に戸惑うことなく、自宅生活の延長として利用できます。
居室は全室個室となっており、共同生活の中にもしっかりと一人だけの空間を確保しています。居室面積は7.85～8.77㎡、シンプルでコンパクトな間取りのため必要なものに手が届きやすく、利用者自身で無理なく身の回りのことがおこなえます。

多彩なレク・イベントと一人ひとりに寄り添う認知症ケア

観月橋翔裕館では、生きがいづくりとしてレク・イベントをおこなっています。具体的には四季が感じられる季節行事イベント、料理レクリエーション、合唱、創作活動などを実施しており、楽しい時間を過ごすことで心身の活性化が履かれます。

館内には認知症ケアの知識を持った介護スタッフが24時間体制で常駐。認知症になってもその方らしい生活が送れるよう、一人ひとりに寄り添うケアを提供しています。新人でもベテランでも一定以上の品質が保てるよう認知症ケアプログラムで統一対応。これによりBPSD（認知症の周辺症状）が軽減しています。活動性を重視し、ユニットごとに外出をおこなっているほか、可能な範囲で掃除・調理・配膳・洗濯などをおこなってもらうなど、役割づくりを大切にしています。

観月橋翔裕館　のギャラリー

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  食堂
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  居室
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