南足柄市、和田河原駅の老人ホーム検索結果 1件

南足柄市の老人ホーム・介護施設の特徴

南足柄市の総人口は、2017年で42,523人。65歳以上の高齢者は11,951人で全人口の28％を占めています

特別養護老人ホーム（特養）の数は2施設で定員は129人、介護老人保健施設（老健）の数は1施設で定員は82人となっています。しかし要介護認定者（要介護３以上）の数はこれより多く645人、67％の要介護者が公的施設に入居できない状態です。グループホームが3施設、介護付有料老人ホームは2施設です。
公的介護施設に入居できない高齢者は、民間の介護施設を入居先に選ぶことになりますが民営の施設も足りているとはいえない状態です。

南足柄市の高齢化事情

南足柄市の高齢化率は高く、2015年では29％と全国を2％上回り、2040年までに8％上昇すると予測されています。これは10人中3.7人が高齢者になるという高い割合のため、今後さらに高齢者施設の必要性は高まっていくでしょう。

首都圏は都心から50km離れた街は、人口減少の一途をたどるといわれており、南足柄市も例外ではありません。現役世代が通勤に便利な街を選んで住む傾向があり、都心から一時間以上かかるこの街は厳しい状況といえるでしょう。

ただ、世帯数は増加しており、未婚、少子化の影響で出生率が下がっていることも要因のひとつといえるかもしれません。

市が実施している高齢者サービスの一つに、福祉車両による病院他、福祉施設への送迎があり介護認定3以上の方が受けられるサービスとなっています。
他、認知症ガイドブック・認知症ケアパスを作成し、家族や本人の認知症への理解を助け、進行状況に合わせたサービス案内も行っています。

南足柄市の高齢者の住宅環境、生活

南足柄市は、東京都心から西へ80㎞、電車で1時間30分で、神奈川県西部の端に位置し、静岡、山梨とも接する、箱根外輪山の麓に広がる街です。市の7割が森林という地形は「緑のダム」の役割を果たし豊かで良質な地下水の資源となっています。

中世から足柄道の宿場町として栄え、近年は豊富な水を利用した、化学・精密機械工業が発展しており、市の主要な産業となっています。
また、市には多くのハイキングコースがあり金太郎で有名な足柄山（金時山）には多くの観光客が訪れ、近隣の箱根、小田原と合わせて首都圏の観光名所となっています。

電車の駅は小田原駅が発着の、伊豆箱根鉄道大雄山線、大雄山駅のみ。バス路線は３つあり近隣の地域への移動には困りません。
雄大な山々、近くには広い海と、セカンドライフをゆったりと自然の中で過ごすのに適した場所といえるでしょう。

南足柄市の老人ホーム料金相場

南足柄市の老人ホームにかかる費用を見てみると月額家賃が大体15.6万円～17.1万円ほど。初期費用は30万円ほどかかるのが平均的なようです。神奈川県全体の平均月額家賃が17.3万円～26.5万円で初期費用の平均が48.5万円～511.1万円となっていますので月額家賃も初期費用もリーズナブルなエリアと言えます。南足柄市内で条件に合う老人ホームが見つからなかった場合には隣接している鎌倉市や横須賀市で予算に合う老人ホームが見つけられなかった場合には範囲を広げて南足柄市で探してみるのもいいかもしれません。