青梅市、中心静脈・IVHの老人ホーム・高齢者向け住宅 6件

青梅市の老人ホーム・介護施設の特徴

青梅市の総人口は、2017年で135,570人。65歳以上の高齢者は38,478人で全人口の28％を占めています。

特別養護老人ホーム（特養）の数は24施設で定員は2,764人、介護老人保健施設の数は3施設で定員は355人、介護療養型医療施設の数は4施設で定員は357人です。要介護認定者（要介護3以上）の数は2,045人、100％の人が公的施設に入居可能な状態です。

住宅型有料老人ホームの数は3施設、介護付有料老人ホームは1施設、グループホームは6施設です。民営の施設は、お金はかかりますが公的施設にないサービスがあります。どちらがよいかは一概に言えませんが、一人ひとりの高齢者の方や、まわりの状況に合わせて選んでいくのがよいのではないでしょうか。
費用の面では「扶養家族の税金の控除」や「扶養家族の医療費控除」の可能性があるのでトータルの費用を計算し、公的施設と比較してみるのもよいかもしれません。

青梅市の高齢化事情

青梅市の高齢化率は2015年で28%と全国平均を1%上回り、2040年までに12％も上昇すると予測されています。これは10人に4人が高齢者になるというかなり高い割合になるため、今後さらに高齢者施設の必要性は高まっていくでしょう。

青梅市だけではなく西多摩地域全体でも（青梅市、あきる野市、福生市、羽村市、西多摩郡）人口に対しての特養の数が多く64ヶ所あり、老健や有料老人ホームの数も増えてきているため、高齢者の受け容れに余裕が出てきています。今後、他地域から施設入居のための高齢者の移動が始まる可能性がでてくるかもしれません。

青梅市では、健康増進のための「梅っこ体操」があり、子どもから高齢者まで楽しんでできる体操となっています。また65歳以上の市民の方を対象とした、介護予防講演会やウォーキング教室などがあります。

青梅市の高齢者の住宅環境、生活

青梅市は、都心から電車で一時間の多摩地域、東京都北西部の街です。昔から青梅街道の宿場町として栄え、石灰、織物、木材の産業が発達したため、当時の豪商の住宅が今も残っており、風情ある町並みを作っています。

また、毎年多くの観光客が訪れる御岳山など自然も豊かで、バス路線も発達して移動手段にも恵まれ、商業施設、お祭り、観光スポットも多数あるため、高齢者の方も外出しやすい活動的な生活を送れるでしょう。

住宅面では、シルバーピア事業で、住宅に困っている高齢者のために集合住宅を建設し、居住の安定と自立を支援しています。

生活面では、電話設置費の助成、シルバーパスの発行、配食サービス、訪問理美容サービス、紙おむつの支給、介護用品の給付、寝具乾燥サービスなどがあります。

青梅市の老人ホーム料金相場

青梅市の老人ホームにかかる費用を見てみると月額家賃が大体14.6万円～16.6万円ほど。初期費用は70万円～127万円ほどかかるのが平均的なようです。東京都全体の平均月額家賃が19.2万円～34.8万円で初期費用の平均が126.6万円～916.8万円となっていますので月額家賃も初期費用もかなり安く抑えた老人ホームを見つけることができそうです。青梅市内で条件に合う老人ホームが見つからなかった場合には隣接している青梅市や立川市で予算に合う老人ホームが見つけられなかった場合には範囲を広げて青梅市で探してみるのもいいかもしれません。