花物語とどろき(東京都世田谷区)

認知症の人が生活しやすい環境

一口に介護といっても麻痺や年齢による身体機能の低下が原因の介護と認知症によって日常生活に困難が生じた人の介護ではかなり違いがあります。その方の性格や人生経験、その日の体調などによって対応方法を工夫する必要がある認知症ケアは専門の知識と経験が必要だと言われています、花物語とどろきは認知症が専門のグループホームです。
同じような扉がいくつも並び、長い廊下を通らなくてはいけない大きな介護施設は、認知症の人にとっては、建物内で迷子になり混乱してしまうこともあり、最適な生活環境とはいえないと指摘されることもあります。その点こちらのグループホームは2階建、ワンフロア9名とこじんまりとしているので認知症の人でも安心して生活することができます。トイレ、洗面台に収納が完備した居室は完全個室なのでプライバシーもしっかりと守られます。

共同生活でイキイキとした暮らし

認知症のなかでも脳が委縮することで起きるアルツハイマー型認知症は徐々に進行することが大きな特徴です。認知症の進行を抑えるためには日常の中で頭と身体を使うことが大切です。長年の暮らしの中で染み付いた生活動作は有効な手段のひとつです。
できないところはスタッフが手伝いますが、洗濯や掃除など自分でできることは、スタッフのサポートを受けながらできるだけ自分でやります。また食事の準備や片付けなど、共同生活のなかでも役割を担うことで、人の役に立てる幸せ、人に感謝される喜びを感じることができ、生活にハリが生まれます。日常しっかりと身体を動かすことは身体機能の維持、向上にもつながり、またお腹もすくので食欲が増します。共同作業を通じてスタッフや他の入居者とのコミュニケーションも図ることができます。
明るいスタッフとともに元気でイキイキとした暮らすことができます。

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